ロボット開発の現状
現在、ロボット開発で最も進んでいるのは、間違いなくアメリカのボストン・ダイナミクス社だと思います。
ボストン・ダイナミクス社のロボットを見ていると、あまりにも判断が的確で自由に行動できるので、人間との格闘シーンなどを見ていると恐ろしくなってきます。
テスラ社など他の会社も頑張っているとは思いますが、ボストン・ダイナミクス社のロボットと比較すると、どうしても見劣りしてしまいます。
次のビデオのなかに、胸にA1と書かれた作業ロボットが出てきますが(ビデオの冒頭の部分にも、ちらっと出てきます)、棚から荷物を取って荷台に並べるときの動きが妙に人間っぽくて、とても気に入りました。
メーカーはわかりませんが、ボストン・ダイナミクス社のロボットではないようです。
特に膝を屈して棚から荷物を取るときの動きや、身をかがめて荷台に荷物を置くときの動き、踵を返してまた棚に向かうとき足のなめらかな動きなどが人間の動きのように見えて、ちょっと驚かされました。
人間とそっくりなロボットを作ろうとして顔の造作や表情の改良に傾注している会社がありますが、このロボットのように人間らしい仕草を感じさせながら人間の作業補助など目的の行動を的確に処理できるのであれば、あまりこだわらなくてもいい部分ではないかと思います。
それにしてもホンダがアシモの開発を止めてしまったことについては、明らかな理由はわかりませんが、大変残念なことです。
ロボットは重要な未来技術の一つであるように思われますので、ホンダにはぜひ経営判断の転換をお願いし、これからもアシモの改良を続け、アシモをさらに優れたロボットに仕上げていただけることを期待したいと思います。
US New Generation Robots are Already Replacing Human Labor