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夏の思い出


 初夏、early summerも大好きですが、晩夏、late summerも、大好きです。日本語の響きも季節感があって大好きですが、英語の響きにも輝かしい夏の光が感じられ、大好きです。

 昨年、知人が2人亡くなりました。
 一人は東久留米の行政書士の先生で、大変お世話になった方でした。享年86歳でした。
 先生は東京都を退官後、行政書士の資格を取得し、その後長いあいだ、東久留米市の市民相談の相談員、相続、建設業の許認可申請の手続等でご活躍されていました。
 一年に何度か、市内の行政書士が一同に会して、懇親をかねて情報交換を行う機会がありましたが、先生は毎回ご出席されていました。
 ハンチングがよく似合う、おしゃれな感じの方でした。

 もう一人の方は、一級建築士の先生で、池袋サンシャイン60を建設するとき、200名以上の一級建築士を束ねて、池袋サンシャイン60を完成に導いた実力者でした。享年78歳でした。
 長年小平市の大沼町にお住まいでしたが、数年前埼玉県の寄居に転居され、その後なかなかお会いできなくなりました。
 先生は建築士という職業のかたわら、陶芸に手染めるようになり、後年は陶芸作品の創作に専念するようになりました。
 また、詩歌を愛され、沢山の作品を創作されました。
 大沼町にお住まいの頃は、月に一度か二度、先生のご自宅を訪ね、工房をかねた居間で、工作用のテーブルで差し向かいになり、アルコールを飲みながら、建築のこと、陶芸のこと、詩歌のこと、政治のことなどを、気兼ねなく語り合いました。
 先生とは知人の紹介で知り合いになり、かれこれ20年ほどお付き合いさせていただきましたが、先生の薄暗い工房で、ビールや日本酒を片手に、ああでもない、こうでもないと話し合った情景が、大変懐かしく感じられます。

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